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看護部

看護部のご案内

当院は、急性期一般病棟、地域包括ケア病棟、医療療養病棟、介護療養病棟を持つケアミックス型の病院で、急性期から生活期(慢性期)まで、患者様の状態に応じた看護・介護サービスの提供が可能で、地域に根ざし、患者様に心から信頼いただける医療サービスを目指した病院です。診療科は、内科、循環器内科、呼吸器内科、外科・胃腸科、整形外科、泌尿器科、皮膚科などの多数の診療科があります。看護部は、様々な疾患をもつ患者様にとって、最善の看護・介護サービスを提供できるように取り組んでおります。

看護部理念

看護部は、当院で掲げる基本的方針にのっとり看護を行っています。

 

1.私たちは、患者さまやご家族の思いを大切にして、寄り添う看護・介護の実践をめざします。

2.私たちは、患者さまの生命と人としての尊厳を守る看護・介護を実践します。

3.私たちは、安全で事故のない看護・介護をめざします。

看護部基本方針

1. 固定観念にとらわれず根拠をもって説明できる「考える看護・介護」を実践します。

2. あらゆる看護・介護の場面で患者さまやご家族へのインフォームドコンセント(説明と同意)を行い、患者さま・ご家族の自己決定を支援します。

3. スタッフ一人一人の力を最大限発揮できるチームづくりと多職種との協働を実践します。

4. 行動制限をしない看護・介護をめざして取り組みます。

5. コスト意識をもって無駄を省き、効率的で質を考えた看護・介護を工夫し実践します。

6. 職員が目標をもって働きがいのある職場づくりに取り組みます。

7. 専門職として継続的に学習に取り組み、知識・技術を高めます。

8. 地域や他施設との連携をとり、看護・介護活動を通じて地域に貢献します。

 

外来及び病棟の体制

外来について

外来看護師は、外来患者様の対応や診療、検査の補助を看護補助者とともに行っております。また、内視鏡及び手術室の業務も合わせて行っています。患者様の検査のご案内や医師の診療の補助、各診療科受診時の対応、待合におられる患者様・ご家族への声かけ、お呼び出し、気配りなど行い、スムーズに医師が診療・診察できるよう患者様が置かれている状態及びその症状を的確に把握し、患者様に寄り添い、思いやりのある看護を行っております。

病棟について

総ベッド数は169床 それぞれの病床機能と病床数は以下の通りです。

2階病棟:急性期一般病棟  40床(10:1看護)

3階病棟:地域包括ケア病棟 34床

3階病棟:医療療養病棟     15床

4階病棟:医療療養病棟     40床

5階病棟:介護医療院      40床

病棟では、内科は、循環器内科、呼吸器内科、腎臓内科、消化器内科があり、外科は、消化器外科、心臓血管外科、形成外科があり、その他にも整形外科、皮膚科、泌尿器科、リハビリテーション科を持つ混合病棟です。緊急入院も多いですが、患者様とご家族の不安を軽減しながら、治療に専念できる看護体制を提供できるよう努めています。また、医師、薬剤師、入院事務、管理栄養士、リハビリテーション部スタッフ等との連携によりチームアプローチを実践し、入院から退院を見据えたサポートを心がけています。

加えて、退院後は、訪問診療及び病院からの訪問看護も行っており、外来・急性期から在宅まで、幅広く対応しています。

看護部の教育体制について

看護部及び全体教育

高陵病院の理念、看護部の基本的方針に基づき、専門職を活かし、看護師としての資質を高めると共に、多職種とも連携することで患者様中心の看護実践ができる看護師の育成を行っております。平成16年4月からは、e-ラーンニングを取入れ、いつでもどこでも学びたいときに、全国的にスタンダードな知識や技術を学べるようにしています。

また、e-ラーンニングの講義内容を院内研修に取り組み、プログラム化して、全職員に対しても教育の機会を設けています。個人学習の記録簿として「院内研修パスポート」を個人毎に配布し、学習意欲の向上を図っています。

新人教育

新人教育(卒後教育)においては、新人看護職員ガイドラインに基づき、新人看護研修担当者を配置し、約1年間をかけて新人研修を行っています。e-ラーンニングの講義を中心にプログラムされた計画で、講義内容を、教育担当が丁寧にかみ砕いて説明し、新人看護師が理解できるまで付き添います。また、OJTとして行う、現場に沿った看護技術の習得、スムーズな看護実践についても、「教える」という姿勢ではなく、「新人と共に学ぶ」という姿勢を大切に関わっています。

そして、風通しの良い、良好な人間関係を築きながら、楽しく学べる環境の定着にむけて取り組んでいます。

平成18年度からは、入職後、自部署の環境に慣れてきた10月頃に、院内の「他部署研修」を取り入れ、他職種を理解し、病院全体の機能を理解し、医療チームの一員としての視点を養う取り組みをはじめています。この取り組みは、新人看護師のみならず、研修を受ける側の多くの部署にとっても新鮮で、自分たちの職域を見つめ直す良い機会になり、それぞれ、自部署の魅力を再確認することが出来ています。